賀集唱とは? わかりやすく解説

賀集唱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 02:05 UTC 版)

賀集 唱(かしゅう しょう、1924年(大正13年)10月31日[1] - 2008年(平成20年)7月26日)は、日本裁判官。元東京高等裁判所判事部総括。兵庫県神戸市出身。

来歴

福井地家裁所長や和歌山地家裁所長を歴任、東京高等裁判所判事部総括で退官。退官後は弁護士登録し、帝京大学法学部教授を務める一方、多方面の役職を歴任した。

民事裁判手続・司法制度分野の権威でもあった[2]

永年にわたる功労により1994年(平成6年)には勲二等瑞宝章を受章。死後、従三位に叙された。

略歴

1944年海軍経理学校卒業、1945年海軍主計中尉、1947年京都帝国大学法学部入学、1949年12月 司法試験第二次試験合格、1950年京都大学法学部卒業、司法修習生、1952年司法修習終了、名古屋地方裁判所名古屋家庭裁判所判事補、1954年東京家庭裁判所判事補・最高裁判所事務総局民事局付、最高裁判所事務総局総務局付、1957年旭川地方裁判所旭川家庭裁判所判事補、1958年札幌地方裁判所札幌家庭裁判所判事補、1960年東京地方裁判所・東京家庭裁判所判事補、1962年東京地方裁判所・東京家庭裁判所判事、1963年司法研修所教官兼、1968年大阪高等裁判所判事、1971年東京地方裁判所判事、1972年同部総括、1973年東京高等検察庁検事・法務大臣官房参事官、1975年法務大臣官房司法法制調査部長兼、1978年東京高等裁判所判事、1980年福井地方裁判所福井家庭裁判所長。1982年和歌山地方裁判所和歌山家庭裁判所長、1984年東京高等裁判所判事(部総括)、1989年10月定年退官、帝京大学法学部教授、弁護士登録(東京弁護士会)、1991年臨時行政改革推進審議会専門委員、1994年11月叙勲二等瑞宝章、2000年帝京大学定年退職。2008年7月26日、肺炎のため死去[1]。没後叙従三位

共編著

  • 『判例から見た借地借家の諸問題』伊東秀郎、田尾桃二共編 新日本法規出版 1976
  • 『別冊法学セミナー 基本法コンメンタール 民事訴訟法』新版 小室直人共編 日本評論社 1981
  • 『民事実務ノート 第1巻』宮川種一郎共編 判例タイムズ社 1987
  • 『民事実務ノート 第3巻』本井巽共編 判例タイムズ社 1987
  • 『借地・借家の法律相談』編 青林書院 1996 青林法律相談
  • 『別冊法学セミナー 基本法コンメンタール 民事訴訟法』第3版 松本博之加藤新太郎共編 日本評論社 2007-08

脚注

出典

  1. ^ a b 『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.168
  2. ^ 弁護士法人 松尾綜合法律事務所




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