せいなんドイツ‐がくは【西南ドイツ学派】
西南ドイツ学派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 15:24 UTC 版)
ヴィルヘルム・ヴィンデルバント、 ハインリヒ・リッケルト、エミール・ラスクらのバーデン学派は認識論と価値論を包括した価値哲学を構想した。 彼らが論陣をはった歴史学や、文化科学と自然科学の認識の違いあるいはその区別は、当時流行の認識方法を巡る主題でもあり、ディルタイとも関心を共通させており、この議論はその弟子のゲオルク・ミッシュにも引き継がれた。同様の議論は、エドムント・フッサールの間にもあった。 社会学の祖とされるマックス・ヴェーバーは、後年、リッケルトの弟子として新カント派に分類されることも多いが、自身は自分を哲学者とは考えていなかったとされる。
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