菌血症
菌血症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/25 00:38 UTC 版)
菌血症(きんけつしょう、英: bacteremiaあるいはbacteraemia)とは、本来無菌であるはずの血液中に細菌が認められる状態を指し、通常血液培養によって証明される。血流感染(英: blood stream infection; BSI)とも呼ばれる。 敗血症と混同されることが多いが、敗血症は「感染を原因として全身性に炎症が起きている状態」と定義される。一方菌血症は「細菌が血液中に存在すること」を指し、両者は重複する概念だが、別概念である。
- ^ 中山章文, 永江亜紀子, 宇井孝爾 ほか、「陰部からの感染が疑われた劇症型溶血性レンサ球菌感染症」『日本臨床微生物学雑誌』 2014年 Vol.24 No.1 p.41─46, NAID 40020069832
- ^ 角崎秀文、岡村孝、鳥屋城男 ほか、「肛門周囲膿瘍に続発した壊死性筋膜炎の1例」『日本臨床外科学会雑誌』 1998年 59巻 3号 p.837-840, doi:10.3919/jjsa.59.837
- ^ 菌血症 MSDマニュアル家庭版
- ^ a b 笠原敬、三笠桂一「VI.不明熱と血流感染症」『日本内科学会誌』第106巻、日本内科学会、2017年、2349-2355頁。
- ^ 山岡稔、「壊死性筋膜炎」『松本歯学』 22巻 3号, p.233-244, 1996-12-31, 松本歯科大学学会
- 1 菌血症とは
- 2 菌血症の概要
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