きんたいがい‐どくそ〔キンタイグワイ‐〕【菌体外毒素】
読み方:きんたいがいどくそ
⇒外毒素
外毒素
(菌体外毒素 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/29 09:48 UTC 版)
外毒素(がいどくそ、exotoxin , extracellular toxin)とは細菌が菌体外に放出する毒性を有する代謝産物(毒素)の総称で[1]、その成分はタンパク質あるいはポリペプチドである。産生条件や菌種によっては、いくつかの点で内毒素と外毒素をはっきり分けることが困難な場合があると指摘され[2]、外毒素と呼ばず細菌性蛋白質毒素と呼ぶこともある[2]300種以上[3]の毒素が知られているが、異なる菌種が類似した毒素を産生するのは、蛋白質毒素の産生に係わる遺伝子の水平伝播が原因である[2]。一般にグラム陽性菌やグラム陰性菌が産生する単一タンパク質または糖タンパク質などの複合体である。
- 1 外毒素とは
- 2 外毒素の概要
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