肩帯
肩帯
別名:上肢帯
【英】:CINGULUM PECTORALE,CINGULUM MEMBRI SUPERIORIS,Pectoral girdle
上肢帯(肩帯)というのは、上腕骨以下の自由上肢骨を体幹の骨に結びつける帯の役目をする骨の総称で、鎖骨と肩甲骨とからなる。上肢帯は系統発生的には若干の置換骨(内骨格性の骨)と若干の結合組織骨(皮骨性、すなわち外骨格性の骨)とからできる。ヒトでは、置換骨としては肩甲骨のみがあり、皮骨性骨としては鎖骨のみがある。左右の鎖骨と肩甲骨は不完全ではあるが体幹をとりまく帯のような位置にあるので、このようによばれる。ヒトの上肢帯は体壁から外側に張り出していて自由上肢骨の可動範囲を広くしている。
肩帯
肩帯(けんたい、英: shoukder girdle)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)
「魚類用語」の記事における「肩帯(けんたい、英: shoukder girdle)」の解説
胸鰭を支持する骨。四肢動物の前肢の骨の由来となる。軟骨魚類のものは肩胛軟骨、烏口軟骨、基底軟骨、輻射軟骨の4つからなり、単純である。硬骨魚類のものは上擬鎖骨、擬鎖骨、後擬鎖骨、烏口骨(中烏口骨)、射出骨、肩胛骨からなり、複雑である。
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