翼間支柱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/27 05:57 UTC 版)
翼間支柱(よくかんしちゅう、英語: interplane strut)は、複葉機(または各種の多葉機)において、複数の主翼間で揚力と荷重を分担させるために置かれた機体部品をいう。翼間支柱はまた、結合された複数の翼面の迎角を正しく維持する役割を持ち、しばしばワイヤ(張線)で引き締められる。ごく初期の航空機の翼間支柱は竹製だったが[1]、後にはトウヒ材やトネリコ材の流線型断面のものが使われるようになった。支柱の材料には強さと軽さゆえに木材が選ばれたが、最近の複葉機、特に曲技飛行用の高性能複葉機の支柱は金属製であることが多い。
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