繁殖牛不足問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 09:57 UTC 版)
繁殖牛のオーナー制度として預託の募集を行っていたにも拘らず、遅くとも2007年(平成19年)3月には対象となる繁殖牛の全頭数が預託額から算出されるオーナー牛の数を大幅に下回っていたことが、2011年(平成23年)11月30日付けの消費者庁の命令で判明した。 時期オーナー牛繁殖牛総数充足率2007年3月 92,023 51,428 55.9% 2008年3月 97,249 60,760 62.5% 2009年3月 91,249 63,380 69.5% 2010年3月 100,622 69,970 69.5% 2011年3月 97,986 65,572 66.9% なお、子牛の生産も順調に行っておらず、2011年3月期で子牛生産数はわずか2万7,000頭と実際にいる繁殖牛の数の半分以下で、オーナー牛の数から見れば30%以下に留まっており、繁殖牛が毎年生む子牛を買い取り、その分が配当となるという広告の内容と大きく乖離していた。
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