第1期電王戦とは? わかりやすく解説

第1期電王戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 09:02 UTC 版)

将棋電王戦」の記事における「第1期電王戦」の解説

2016年4月から5月にかけて開催第3回将棋電王トーナメント優勝ソフト・ponanzaと、2015年6月新設され第1期叡王戦優勝者山崎隆之叡王八段)による対局である。 手番先後入れ替えた二番勝負2日制で行なう持ち時間は各8時間チェスクロック使用)・秒読み1分。初日・2日目とも60分の昼食休憩を挟むほか、2日目のみ30分の夕食休憩がある。封じ手棋士が行い、封じ手意思表明2日目対局開始までの間コンピュータ思考停止しなくてはならない千日手持将棋立会人裁定による引き分け場合2日目15時までに成立した場合先手・後手入れ替えて指し直し通常のプロ棋戦での千日手場合同様に持ち時間調整行われる)、それ以降成立場合引き分けとして指し直し行わないまた、出場棋士は、本番と同じソフトおよびハードIntel Core i7 6700K 4GHz 4コア)で練習対局が行なえる。 振り駒Pepperが行った。また、第1局観戦記は『ものの歩作者池沢春人担当し2016年5月に「観戦漫画」として「週刊少年ジャンプ誌上掲載されたのち、電王戦特設サイトでも掲載される予定コンピューター側の指し手は「新電王手(しんでんおうて)さん」が利用された。前年の「電王手さん」に比べ、成るための時間短縮したり、可能な限り消音といった改良施されている。

※この「第1期電王戦」の解説は、「将棋電王戦」の解説の一部です。
「第1期電王戦」を含む「将棋電王戦」の記事については、「将棋電王戦」の概要を参照ください。

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