肥満は皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満に分かれます。皮下脂肪型肥満は主に皮下組織に脂肪が蓄積するタイプの肥満で、お尻や太ももなど下半身の肉づきが良くなるその体型から、「洋ナシ型肥満」とも呼ばれます。女性は授乳期のたくわえとして皮下脂肪がつきやすいため、女性に比較的多くみられます。ちなみに、日本におけるメタボリックシンドロームの診断基準で女性のウエスト周囲径の基準値が男性より大きい値となっているのも、女性の方が皮下脂肪のつきやすい傾向があるためです。
皮下脂肪は内臓脂肪にくらべ、いったんついてしまうとなかなか減らしにくい面があります。内臓脂肪が蓄積するのとは異なり、知らずしらず動脈硬化を進行させる心配はありませんが、皮下脂肪型肥満も、睡眠時無呼吸症候群、関節痛、月経異常などを合併しやすいため、改善がすすめられます。
ひかしぼうがた‐ひまん〔ヒカシバウがた‐〕【皮下脂肪型肥満】
皮下脂肪型肥満
読み方:ひかしぼうがたひまん
別名:洋ナシ型肥満,女性型肥満,臀部大腿部肥満,末梢性肥満,下半身肥満
別名:洋ナシ型肥満,女性型肥満,臀部大腿部肥満,末梢性肥満,下半身肥満
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