百周年
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2008年4月1日、クラブは100歳の誕生日を迎えた。数千人のサポーターが前日の夜からボエド地区の旧スタジアムがあった場所に集まり、0時になるとともにその日を祝った。現在のスタジアムで予定されていた当日の記念イベントは豪雨により順延となったものの、翌2日には無事に行われた。100周年後初の試合はその次の日の3日、コパ・リベルタドーレスのグループリーグでアウェーでのクルゼイロ戦であったが、サン・ロレンソは1-3で敗れた。その後グループ2位通過で決勝トーナメントに進み準々決勝まで勝ち上がったが、優勝したリーガ・デ・キトと当たりホーム、アウェーともにスコアは1-1、PK戦に突入し3-5で敗退した。記念すべき年に際しアンドレス・ダレッサンドロやディエゴ・プラセンテなど名のある選手を補強したが、5大クラブで唯一持っていないこのタイトルを獲得することはできなかった。 一方リーグでは、リベルタドーレスと並行して行われたクラウスーラで4位。主力選手と確執があった監督のラモン・ディアスは17節アウェーでのオリンポ(スペイン語版)戦に敗れて優勝の可能性がほぼなくなったのを機にチームを去り、ダレッサンドロやプラセンテも半年所属したのみでシーズン終了後に移籍した。続くアペルトゥーラでは、前年ボカを率いてリベルタドーレス制覇を成し遂げたミゲル・アンヘル・ルッソを新監督に迎えた。ホームで行われた1節のティグレ戦を0-1で落とし、またその直前に開幕したコパ・スダメリカーナでもアルヘンティノスに敗れて初戦敗退となったサン・ロレンソであったが、2節からは結果を出し5節から10節にかけては連勝。その時点で2位のティグレに勝ち点5差をつけて首位に立っていた。その後失速したため勝ち点39を獲得するに留まったが、1位で全19節を終了。しかし同勝ち点にティグレとボカの2チームが並んでいたため、得失点差等が考慮されないリーグ規定により3チームで優勝決定戦に突入した。第1戦のティグレ対サン・ロレンソはベレス・サルスフィエルドのスタジアムで行われサン・ロレンソが2-1で勝利。第2戦のサン・ロレンソ対ボカはラシン・クラブのスタジアムで行われボカが3-1で勝利。第3戦のボカ対ティグレもラシンのスタジアムで行われティグレが1-0で勝利。この結果、3チームがまたしても同勝ち点で並んだが、ここでは得失点差が考慮されるためボカに優勝を譲った。 100周年の年は無冠に終わったが、翌2009年のリベルタドーレス出場権を獲得している。
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