玉葉和歌集とは? わかりやすく解説

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ぎょくようわかしゅう〔ギヨクエフワカシフ〕【玉葉和歌集】

読み方:ぎょくようわかしゅう

鎌倉時代勅撰和歌集20巻伏見院の命で、京極為兼(きょうごくためかね)が撰し、正和元年(1312)ごろ成立。歌数約2800首。風雅集とともに京極派歌風を示すものが多い。玉葉集


玉葉和歌集

読み方:ギョクヨウワカシュウ(gyokuyouwakashuu)

鎌倉時代勅撰和歌集二十一代集の一。


玉葉和歌集

読み方:ギョクヨウワカシュウ(gyokuyouwakashuu)

分野 和歌集

年代 鎌倉後期

作者 京極為兼〔撰〕


玉葉和歌集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 14:15 UTC 版)

玉葉和歌集』(ぎょくようわかしゅう)は、鎌倉時代後期の勅撰和歌集である。和歌数約2800首と勅撰和歌集中最大であり、中世和歌に新風を吹き込んだ京極派和歌を中核とした和歌集として知られる。


注釈

  1. ^ 井上(2006)によれば、かつて九条隆教の勅撰集撰者自薦は風雅和歌集撰集の時であったと考えられていたが、玉葉集撰集の際であった可能性が高いとされるようになったとする。
  2. ^ 小川(2009)によれば、公家法による裁判はもともと二問二答であったが、延慶両卿訴陳状の直前、延慶2年3月28日(1309年5月8日)伏見上皇が主催した院評定で、鎌倉幕府の訴訟法に倣った三問三答に変更された。延慶両卿訴陳状はその変更されたばかりの公家法による訴訟手続きに則り、三問三答で行われた
  3. ^ 井上(2006)によれば3月29日奏覧説もある。ここでは定説とされる3月28日奏覧とする。
  4. ^ 井上(2006)によれば、伝本の中には伏見上皇の歌数が94首とするものもあるとする。

出典

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