無動無言症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 22:39 UTC 版)
無動無言症(むどうむごんしょう、英: akinetic mutism)は、遅延性意識障害の一種である。睡眠と覚醒があり、外見的には意識があるようにみえるが、自発的な運動や発語がなく、知的活動がない状態である。痛覚刺激に対して手足を引っ込める、刺激を取り除こうとするような動きをする、口に食べ物を入れると嚥下する[1]。頭部外傷などで、橋や中脳、視床の上行性網様体賦活系の部分的な障害で生じる[1]。
- 1 無動無言症とは
- 2 無動無言症の概要
- 3 脚注
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