濃尾平野
濃尾平野
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 06:45 UTC 版)
木曽川水系での保護活動は奏効せず、1994年の木曽川を最後に確認例がない状態が長く続いた。2007年に木曽三川のひとつでようやく生息が確認されまだ絶滅していないことは判明したものの、密漁者が警察に逮捕される事件も発生しており、地域住民と連携した保護活動の必要性が指摘されている。一方、日進市では2003年5月に稚魚2匹が確認されたのが最後で、すでに絶滅した可能性が高いとみられる。18匹が碧南海浜水族館で人工繁殖を試みられたが、一時的に約150匹まで増殖するもその後すべて死んでしまった。同市では、絶滅が確定したわけではないので経過観察は当面継続するとしているが、生き残っている可能性は薄いと考えられるため天然記念物の現状変更許可は継続申請がなされず2008年8月までで期限が切れ、2009年2月には市主催の保護会議も解散した。
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