湯河原沸石(Yugawaralite)
静岡県田方郡土肥町大洞林道
CaAl2Si6O16.4H2O 画像の幅約1cm
小さな結晶ですが、私が採集した愛着ある標本です。
湯河原沸石(Yugawaralite)
神奈川県足柄下郡湯河原町湯河原
Ca(Al2Si6O16).4H2O 画像の幅約1.6cm
右下と上に写っている細長い台形をした透明板状の鉱物が湯河原沸石です。
神奈川県の湯河原温泉に露出する安山岩から発見された鉱物で、発見地から湯河原沸石と名付けられたました。
湯河原沸石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/20 00:54 UTC 版)
湯河原沸石(ゆがわらふっせき、Yugawaralite)は、1952年に発表された日本産新鉱物で、アマチュアの鉱物学者櫻井欽一などにより神奈川県湯河原温泉の不動滝から発見された[1][2]。化学組成はCaAl2Si6O16・4H2Oで、単斜晶系。発見地の地名から命名された。
- ^ Sakurai, K. and Hayashi, A. (1952): “Yugawaralite”, a new zeolite. Sci. Rept. Yokohama Nat. Univ., Sec. II, No. 1, 69-77.
- ^ a b c d e f g “天然記念物|湯河原沸石”. www.town.yugawara.kanagawa.jp. 湯河原町. 2022年10月4日閲覧。
- ^ Leimer H., Slaughter M. (1969) The determination and refinement of the crystal structure of yugawaralite. Zeitschrift für Kristallographie, 130, 88-111.
- ^ 湯河原沸石/Yugawaralite、東京大学物性研究所電子顕微鏡室
- ^ Yugawaralite, Mindat.org
- 1 湯河原沸石とは
- 2 湯河原沸石の概要
湯河原沸石と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 湯河原沸石のページへのリンク