測定時間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/20 21:35 UTC 版)
(6)式を使って熱伝導率を計算する際に必要な時間t1、t2は、θ- log t 線が直線関係を保っている範囲で任意に選ぶ。しかし、t1があまり小さいと熱線と試料の熱容量の差や空気層の存在などによってθ- log t 直線からはずれる場合がある。また、t1とt2との差が小さすぎると勾配の読みとりに誤差を伴うことになる。A.Mittenbuh1erはそれぞれ2分と10分とし、JIS R 2616では後述する理由により0.5分と5分として計算している。
※この「測定時間」の解説は、「非定常熱線法」の解説の一部です。
「測定時間」を含む「非定常熱線法」の記事については、「非定常熱線法」の概要を参照ください。
- 測定時間のページへのリンク