海碧とは? わかりやすく解説

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海碧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 00:01 UTC 版)

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海碧(かいへき)は、セラミック顔料の1つ。

名称

別名マットブルーとも呼ばれる。セラミックスの分野では「コバルトブルー」と呼ばれる[1]が一般的なコバルトブルーとは成分が異なる。Colour Index Generic NameはPigment Blue 72である[2]

性質・製法

組成式はCoO・ZnO・Al2O3(酸化コバルトと酸化亜鉛、酸化アルミニウムのスピネル)で表される。コバルトブルーとの違いは、酸化亜鉛を成分に含む事である。酸化コバルトに酸化亜鉛、酸化アルミニウムを配合して1200°Cで焼成してつくられる。コバルトブルーの色は単にCoOを釉薬に入れても出すことが出来るが、CoOには不純物として釉薬の発泡の原因となる3価のコバルトを含むCo3O4が混じっているため、コバルトを全て2価の状態にしておくためにも意義のある顔料である。高火度の釉薬には使いにくいが、上絵用として重要な顔料である。

脚注

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海碧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 09:37 UTC 版)

コバルトブルー」の記事における「海碧」の解説

海碧を参照。別名、マットブルー。なお海碧を「コバルト青」と呼ぶことはないが、セラミック分野では海碧は「コバルトブルー」とは呼ばれる。大抵は、海碧との名で扱われる加えてセラミック顔料としても海碧ではなく上記コバルト青コバルトブルーと呼ぶ場合もある。

※この「海碧」の解説は、「コバルトブルー」の解説の一部です。
「海碧」を含む「コバルトブルー」の記事については、「コバルトブルー」の概要を参照ください。

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