海別岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/10 15:34 UTC 版)
海別岳 | |
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標高 | 1419.3[2] m |
所在地 | 北海道斜里町・羅臼町・標津町 |
位置 | 北緯43度52分37秒 東経144度52分36秒 / 北緯43.87694度 東経144.87667度座標: 北緯43度52分37秒 東経144度52分36秒 / 北緯43.87694度 東経144.87667度[2] |
海別岳の位置 | |
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海別岳(うなべつだけ)は、北海道斜里町、羅臼町、標津町にまたがる知床半島の付け根に位置する第四紀火山である。標高は1419.3m。山体は3町にまたがる。
名称の由来はこの山を水源とする海別川からである。永田方正著『北海道蝦夷語地名解』によれば、海別はアイヌ語の「ウナペッ」(灰の川)に由来し、かつて海別川全体が火山灰で埋まったことがあったという。しかし下記の通り、この山が歴史時代に噴火した事実はない。小海別岳はかつて「ポンヌプリ」と呼ばれていた[3]。
特徴
安山岩および玄武岩質[4]の成層火山で、活動時期は90-50万年前[4]。西側には小海別岳(902m)が聳えている。
登山
海別岳・小海別岳両方とも整備された登山道は無い。そのため、登頂には積雪期が一般的である。なだらかな斜面を有するのでスキー登山に向く。
脚注
- ^ この尖峰は固有名詞で地形用語の尖峰ではない
- ^ a b 日本の主な山岳標高 ―日本の山岳標高一覧(1003山)―
- ^ “東西蝦夷山川地理取調図”. koukita.github.io. 2025年1月10日閲覧。
- ^ a b 出典: 日本の火山 海別岳 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2016年12月閲覧
関連項目
外部リンク
- 日本の火山 海別岳 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
- 海別岳のページへのリンク