うきよ‐ぶろ【浮世風呂】
うきよぶろ【浮世風呂】
浮世風呂
浮世風呂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 03:16 UTC 版)
浮世風呂(うきよぶろ)は、式亭三馬が書いた滑稽本である。文化6年(1809年)から文化10年(1813年)にかけて刊行された。内容は4編9冊に分けられ、初編・四編が男湯、二編・三編が女湯となっている。角書をつけると『諢話浮世風呂』(おどけばなしうきよぶろ)となる。当時の庶民の生活を浴場を舞台に描き、落語の話術を取り入れた会話の軽妙さと様々な人々の仕草を詳細に描いた点が特徴である。
- ^ 酒井知子 (2019-01-30), 『浮世風呂』のオノマトペについて, doi:10.14992/00017735 2020年4月22日閲覧。
- ^ 高澤信子 (2017-07), 江戸期の「指示・命令表現」「申し出表現」等における返答表現について : 『浮世風呂』を中心に, doi:10.14992/00015042 2020年4月22日閲覧。
- ^ 神戸和昭 (2017-07-10), 『浮世風呂』における「せ゜」「そ゜」をめぐる問題 : 江戸語研究の「常識」と「誤解」, 千葉大学文学部日本文化学会, doi:10.20776/s21878285-32-p1 2020年4月22日閲覧。
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- ^ “夢ナビ 大学教授がキミを学問の世界へナビゲート”. yumenavi.info. 2020年4月22日閲覧。
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