津村紀三子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 07:43 UTC 版)
1902年(明治35年)、兵庫県明石市生まれ。本名しげ。婚姻前の呼名は「津村君子」。兄は劇作家の津村京村。7歳頃から謡曲を習いはじめ、1921年(大正10年)、観世華雪に師事。東京と朝鮮を往復しながら釜山・京城(現・ソウル)で謡曲・仕舞を教え、京城で「羽衣」「菊慈童」などを演能した。しかしながら、当時の能楽界は女人禁制とされており、女性による演能は許されていなかったため、師から破門されることとなった。以後、非公式ではあるが東京・釜山・京城などで活動を続けた。
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