沼尻温泉とは? わかりやすく解説

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沼尻温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 05:56 UTC 版)

沼尻温泉
温泉情報
所在地 福島県耶麻郡猪苗代町蚕養
座標 北緯37度37分6.4秒 東経140度13分39.5秒 / 北緯37.618444度 東経140.227639度 / 37.618444; 140.227639座標: 北緯37度37分6.4秒 東経140度13分39.5秒 / 北緯37.618444度 東経140.227639度 / 37.618444; 140.227639
交通 磐越西線猪苗代駅磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから自動車で約30分
泉質 硫黄泉
泉温(摂氏 71.8℃
湧出量 10000ℓ/min
pH 1.9
宿泊施設数 3
外部リンク 中ノ沢温泉旅館組合・沼尻温泉旅館組合
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沼尻温泉(ぬまじりおんせん)は、日本東北地方南東部、福島県耶麻郡猪苗代町蚕養こがい[1]にある温泉である。

泉質

安達太良山を熱源としている。

効能

  • 胃腸病、リウマチ、神経痛、皮膚病等

※ 効能は万人に対して効果を保障するものではない。

温泉街

  • 旅館やロッジが3軒存在する。(田村屋旅館、沼尻高原ロッジ、旅館ひいらぎ)
  • 近隣に中ノ沢温泉が存在するが、中ノ沢温泉は当地からの引湯である。

歴史

江戸時代に開湯。230余年の歴史を誇る。元々は上流の源泉に近い場所に宿が形成されていた。 1900年(明治33年)7月の安達太良山噴火の際には、硫黄製錬所の作業員の避難先にもなったが、4回目の噴火では火砕サージが温泉付近にまで達して、2.3軒の小屋を倒壊させた[2]。 その後も硫黄鉱山の開発が進む中で、パイプにて下流に温泉を引き現在の温泉宿が形成されるようになった。

アクセス

その他

  • 温泉から徒歩30分ほどの距離に源泉地帯があり、温泉水が滝(白糸の滝)となって流下している光景を見ることができる。湯が滝となっている光景は、カムイワッカの滝北海道斜里町)、川原毛温泉秋田県湯沢市)と並ぶがスケール感が乏しく知名度は今ひとつ低くなっている。
  • 安達太良山の登山口にもなっている。登山道からは白糸の滝や沼ノ平を眺めることができる(ただし、沼ノ平コースは現在通行禁止)。山頂まで約4時間。

周辺

脚注

  1. ^ 江戸時代における陸奥国耶麻郡の小田村・白木城村〈幕藩体制下の陸奥会津藩知行小田村・白木城村〉。1875年〈明治8年〉における福島県耶麻郡蚕養村。1889年〈明治22年〉における耶麻郡吾妻村蚕養
  2. ^ 北原糸子 編、松浦律子 編、木村玲欧 編『日本歴史災害事典』吉川弘文社、2012年6月11日、396頁。ISBN 9784642014687 

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