河口堰とは? わかりやすく解説

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かこう‐ぜき【河口×堰】

読み方:かこうぜき

河口近く設けられるせき止める施設海水流入防止淡水貯留利用など目的とする。


河口堰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/09 04:05 UTC 版)

河口堰(長良川河口堰

河口堰(かこうぜき)は、河川のごく下流、河口付近に設置される

概説

河川の河口部から下流部にかけては海水が溯上し汽水となっているが、上水道をはじめ農業工業など人の利用には適さない。そこを堰で河川を締め切り、海水の溯上を遮断する事で水の利用を図ること(水源開発)を主な目的として設置される。同時に治水上の目的が付与される事も多い。

しかし、から河川にかけての連続的な環境をも遮断し、魚の溯上を妨げるなど、生態系への影響は非常に大きいといわれている。長良川河口堰建設の際に、こうした環境上の問題が大きく取り上げられ、建設の是非をめぐる争点となったことは有名。こうした背景もあって、矢作川河口堰や吉野川河口堰(第十堰の改築・可動堰化)が計画段階で中止となり、現時点において河口堰が計画されている河川は無い。

日本における主な河口堰

関連項目


河口堰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:35 UTC 版)

六角川」の記事における「河口堰」の解説

六角川河口堰(ろっかくがわかこうぜき)は、白石町福富河口から4.6km地点にある可動堰1983年昭和58年3月完成当初高潮防止不特定用水補給堰き止めにより淡水確保灌漑用水等に充てる)を目的とし、河川ダムとしての総貯水容量5,000千m3(有効貯水容量3,300千m3)の計画6月下旬から10月上旬灌漑期のみ常時閉門する案だった。漁業への影響懸念する有明海漁業者反対大きく、また農業取り巻く環境変化もあって、堰の竣工後も協議続いた結果用水利用断念される。現在、高潮防止唯一の目的として潮位上がる際に一時的に閉門するだけの運用が行われている。

※この「河口堰」の解説は、「六角川」の解説の一部です。
「河口堰」を含む「六角川」の記事については、「六角川」の概要を参照ください。

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