正常終了
【英】normal end
正常終了とは、実行したプログラムやジョブ、またはシステムの終了時に、障害が発生することなく、意図したとおりに終了することである。
正常終了に対して、不具合の発生などを原因として通常どおりに終了できないことは、異常終了と呼ばれる。正常終了は、特に異常終了が念頭に置かれた場面で用いられる。例えば、複数のジョブを組み合わせてデータの処理をするバッチ処理が滞りなく終了した場合に使われたり、または、システムやアプリケーションなどが何らかの問題で終了できない場合に、「正常終了できない」と表現されたりする。
正常終了と、その対義語である異常終了は、メインフレーム「IBM 360」で用いられた表現である。異常終了が発生すると、英語の「abnormal end」を短縮した「ABEND」の表記によって警告された。
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