機能など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 00:43 UTC 版)
「MUSASINO-1」の記事における「機能など」の解説
MUSASINO-1 は5400個のパラメトロンと519本の真空管で構成されている。記憶装置は磁気コアメモリで当初 32ワード、後に256ワードに拡張された。ワード長は 40ビットで、2命令が 1ワードに格納される。加算命令にかかる時間は 1ミリ秒、乗算は 6.5ミリ秒、除算は 26.0ミリ秒かかった。また連続の稼動でも安定した性能を誇り、日本初の夜間無人運転を開始。土曜午後から月曜朝まで無人でも故障しなかったのが自慢だった。 命令セットは ILLIAC I の上位互換であった(命令が追加されていた)ため、多くの ILLIAC I 用ソフトウェアを実行できた。ただし、ILLIACでは命令語内の未使用ビットをデータ格納に使用することがあったため、そのようなプログラムをMUSASINO-1で実行すると追加命令が実行されてしまい、そのままでは動作しなかった。
※この「機能など」の解説は、「MUSASINO-1」の解説の一部です。
「機能など」を含む「MUSASINO-1」の記事については、「MUSASINO-1」の概要を参照ください。
「機能など」に関係したコラム
-
CFDで自動売買するには、CFD業者の提供する取引ツールに自動売買の機能が付いていることが条件になります。2012年7月現在、自動売買の機能が付いている取引ツールを提供しているCFD業者はGCIフィナ...
- 機能などのページへのリンク