権利問題の発生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 02:44 UTC 版)
しかし1998年、樋口が「1/6」のメロディをV6のシングル「Be Yourself!」のカップリング曲・20th Centuryの「always」に提供(歌詞は中村邦男による別のもの)。これにより、「1/6」のメロディに関して、樋口本人だけではなく、V6の所属事務所であるジャニーズ事務所とレコード会社であるエイベックスの音楽出版子会社が著作権(著作隣接権)を有することとなった。このため「1/6」を番組内で使用する場合においても樋口以外への新たな許可が必要となるなどの問題が生じたことで、『リターンズ』のエンディングテーマとしては引き続き採用されていたものの、『水曜どうでしょう』本編では使用されなくなってしまった。 この理由については、CD「1/6の夢旅人2002」特典映像の樋口や大泉らの発言から、樋口自身が楽曲制作当時、『GO・I・S』あるいは『水曜どうでしょう』企画内の簡単なネタ程度と思っており、提供した曲がその後もずっと『水曜どうでしょう』で使われていた事を知らなかったため、曲(メロディ)をそのまま提供してしまったためとされている。また、V6のメンバーは2008年9月13日・20日放送の『V6 Next Generation』(JFN系)でこの件について触れ、「1/6」の存在を知らなかったこと、事務所やレコード会社からこの権利問題について一切聞かされなかったこと等を明かしている。 結果的に、後述する権利問題解消まで、該当場面のカットや曲の差し替えなど、各種改変を強いられることとなった。
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