楠公権助論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 05:01 UTC 版)
また第7編で主君のために自分の命を投げ出す忠君義士の討死と、主人の使いに出て預かった一両の金を落とし、申しわけなさに並木にふんどしをかけて首をくくった権助の死を同一視し、私的な満足のための死であり、世の文明の役には立たないと論じている。この部分が、楠木正成(楠公)の討死が無益な死と論じたものと解釈されて、批判の対象となった。ただし、福澤自身は楠木正成にはまったく言及していない。
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