松葉茶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/11 09:20 UTC 版)
松葉茶[1](まつばちゃ)、または松の葉茶[2](まつ- -はちゃ)は、松の棘、すなわち松の木(マツ属 Pinus)の葉から作られるハーブティである。朝鮮では、アカマツ(P. densiflora)やアブラマツ(P. tabuliformis)の葉から作られる茶は솔잎차(松葉茶)として知られる[3][4][5]。一方、チョウセンゴヨウ(P. koraiensis)の葉から作られる茶は、잣잎차(朝鮮五葉松の葉の茶)や백엽다(柏葉茶(はくようちゃ))として知られる[6][7]。北米では、松葉茶はストローブマツ(P. strobus)の葉から作られることがある。日本では、主にアカマツやクロマツ(P. thunbergii)が使用される[2]が、アカマツの方が葉が柔らかく風味も良いとされる[1]。東アジアでは、松葉は仙人の常食とされてきたことから、不老長寿の妙薬とも考えられてきた[2][1]。
- 1 松葉茶とは
- 2 松葉茶の概要
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