杉沢の沢スギ
名称: | 杉沢の沢スギ |
ふりがな: | すぎさわのさわすぎ |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 富山県 |
市区町村: | 下新川郡入善町吉原 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1973.08.04(昭和48.08.04) |
指定基準: | 植2 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S48-05-150杉沢の沢スギ.txt: 黒部川扇状地末端部の豊富な湧水地に立地する杉の天然生林で、その形態から多くは立山杉と考えられる。 この地方は積雪が多く、杉株の根もとに萠芽した幼条が積雪の重みで倒れ、曲がった部分から発根する伏条現象がみられる。 林内には、自生の北限とみられるマンリョウ・カラタチバナ・オモト・トキワアケビなどの暖温帯系の植物のほか、キンコウカ・オオバツツジなど山地性の植物、ギボウシラン・サギソウ・モウセンゴケなどの湿地性の植物など多種多様な植物が自生し、きわめて特異な群落を構成している。 |
天然記念物: | 杉桙別命神社の大クス 杉森神社のオハツキイチョウ 杉沢の大スギ 杉沢の沢スギ 東内のシダレエノキ 東和町ゲンジボタル生息地 東天紅鶏 |
杉沢の沢スギ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/11 08:22 UTC 版)
杉沢の沢スギ(すぎさわのさわスギ)は、富山県下新川郡入善町の海沿いにある約2.7 haのスギ林を中心とする森林である。森林内に黒部川の湧水が多数みられるのが特徴。スギが一株で複数の幹をつける伏条現象や、森林内の多様な生態系が見られ、国の天然記念物に指定されている。
- ^ 『目で見る 魚津・黒部・下新川の100年』(1993年7月24日、郷土出版社発行)164頁。
- ^ “杉沢の沢スギ・沢スギ自然館 | 名所 | 入善町をみる | 富山 入善観光情報サイト「にゅうぜんマニア」”. 入善町観光物産協会. 2021年5月9日閲覧。
- ^ “環境省選定 名水百選/詳細ページ”. 環境省. 2021年5月9日閲覧。
- ^ a b “杉沢の沢スギ/入善町”. 入善町 (2021年3月18日). 2021年5月9日閲覧。
- ^ “入善乙女キクザクラとは/入善町”. 入善町 (2021年3月29日). 2021年5月9日閲覧。
- ^ “早月川に形成された河川伏流水からなる水溜りにおける” (PDF). 魚津水族館. 2021年5月9日閲覧。
- ^ “歴史と文化が薫るまちづくり事業計画書” (PDF). 富山県. 2021年5月9日閲覧。
- ^ a b “2017_12.pdf” (PDF). 入善町. 2021年5月9日閲覧。
- 1 杉沢の沢スギとは
- 2 杉沢の沢スギの概要
- 3 外部リンク
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