最初の共通手順(初手から15手まで)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 05:05 UTC 版)
「横歩取り」の記事における「最初の共通手順(初手から15手まで)」の解説
△ 歩二 9 8 7 6 5 4 3 2 1 香 桂 銀 金 王 銀 桂 香 一 金 角 二 歩 歩 歩 歩 歩 歩 三 飛 四 五 飛 歩 六 歩 歩 歩 歩 歩 歩 七 角 金 八 香 桂 銀 玉 金 銀 桂 香 九 ▲ 歩三第15手 ▲3四飛 まで ▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛までの11手までは横歩取りにおける共通手順である(手順の前後があっても、最終的に11手目の形になれば良い)。ここで後手には△2三歩・△8六歩の選択肢がある。プロの横歩取りではほぼ間違いなく△8六歩であり、ここではその展開を示す。以下▲8六同歩△同飛▲3四飛と移行する(右図)。 (△2三歩の展開は横歩取り△2三歩戦法を参照) ▲3四飛に対して、仮に放置する(△7六飛といきなり横歩を取り返すなど)と、先手には▲2二角成という手があり、△同銀には▲3二飛成、△同金には▲3一飛成で先手が駒得した上に竜を作り、序盤早々にして先手勝勢となる。そのため後手はこの筋を受ける手を指さなければならない。そこで、後手には△8八角成・△3三桂・△3三角などの選択肢がある。
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