普段の性格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 13:46 UTC 版)
実際の性格は、テレビで見せるような(特に全国区タレントになった頃の)芸風とは全く正反対で、非常に物静かで礼儀正しい。また、極度の人見知りで、プライベートではスイッチが切れたように大人しくなる。吉本新喜劇で共演していた未知やすえも、「乙葉との結婚発表時、普段の藤井は居るか居ないのか分からないほど大人しく、聞き取れないほどの小声で喋っていた」と語っている。また、腰が低い性格で、取材でも記者との待ち合わせ時間に遅刻することがなく、相手の記者がたとえ5分でも早く来ていたときは「お待たせして申し訳ありませんでした」と言う。 辻本茂雄は「本当に優しくて気遣いの出来る男だが、意外と気難しい所もある男だから結婚出来るとは思わなかった」と述べている。大阪吉本の新喜劇時代に最も親しくしていたのが辻本で、週5日で家に泊めてもらっていた時期もあったという。 非常に几帳面な性格で、きれい好きで有名な今田耕司からも「家政婦みたいだ」と絶賛されるほどである。 マナーにも厳しく、後輩芸人らと食事をしている時、とろサーモンの久保田が箸を藤井に向けてテーブルに置いたのを見て、「箸は刀と同じで、箸先を先輩に向けて置く事は先輩を刺すという意味になるから、やってはいけない」と咎めた事がある。そして、それを藤井のギャグと思った久保田が「何言うてますん!」と箸をツノのように頭に立ててふざけた所、「いや、ほんまにそういうんと違うから」と真顔で制された 。 オカマキャラが認知されてきた頃、松本人志は本気で藤井をゲイだと思っており、何度か真剣に「お前、ホンマは男好きやろ?」と問い詰めたことがあるという。勿論、藤井本人はその度に否定していたが、それでも松本からの疑惑は晴れなかった。疑惑を強めたきっかけとして、松本の引っ越しを藤井を含めた後輩芸人で手伝いをしていた際、他の後輩が荷物をまとめて運ぶ中、藤井は部屋の隅で女座りの状態で書籍のフィクションとノンフィクションの判別作業をしていたというエピソードがある。
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