東京メトロ日比谷線
日比谷線(中目黒発東武動物公園行き)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 07:57 UTC 版)
「地下鉄サリン事件」の記事における「日比谷線(中目黒発東武動物公園行き)」の解説
日比谷線の中目黒発東武動物公園行き(列車番号B711T、北千住駅から東武伊勢崎線へ直通)は、散布役を豊田亨、送迎役を高橋克也 が担当した。当該編成は東武春日部検修区所属の20000系第11編成(21811以下8連)であった。 豊田は先頭車両(28811)に始発の中目黒駅(7時59分発)から乗車し、ドア付近に着席、恵比寿駅進入時サリンのパックを刺した(ニュースやワイドショーなどで、当該車両のドア脇に転がったサリンのパックが撮影された写真が用いられている)。六本木駅 - 神谷町駅間で異臭に気付いた乗客が窓を開けたが複数の乗客が倒れた。神谷町駅に到着後、乗客が運転士に通報し、被害者は病院に搬送された。その後、後続列車が六本木駅を出たため、先頭車両の乗客は後方に移動させられ、列車は隣の霞ケ関駅 まで走行したのち、運行を取りやめた。この電車では1人が死亡し、532人が重症を負っている(のちに、事件翌日に心筋梗塞で死亡した1人についても、サリン中毒死と認定された)。サリンの撒かれた車両には映画プロデューサーのさかはらあつしも乗り合わせていた。また当時共同通信社社員の辺見庸が神谷町駅構内におり、外国人1人を救出した。
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