日本の戦後とは? わかりやすく解説

日本の戦後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 13:48 UTC 版)

日本の戦後』(にっぽんのせんご)は、1977年1978年NHK総合テレビで放送されたNHK特集のシリーズ番組群である。全10回。

日本の戦後を決定付けた10の出来事を、再現ドラマに関係者の証言などを交えつつ描いた。再現ドラマ部分と証言などドキュメンタリー部分を組み合わせたいわゆるドキュラマ形式の番組は同局が前年に放送した『明治の群像 海に火輪を』を引き継ぐものであった。

一人の俳優が回ごとに違う配役の場合もあれば、シリーズ通して一人の役の場合もあった。例えば松村達雄は第2集で登場以降、最終集まで吉田茂を演じている。

エピソード

タイトル 放送日 脚本 主な出演者(役)
第1集 日本分割 知られざる占領計画 1977年
4月28日
恩地日出夫 佐分利信東郷茂徳)、嵐寛寿郎鈴木貫太郎)、佐野浅夫阿南惟幾)、田崎潤梅津美治郎)、増田順司米内光政)、金井大豊田副武)、穂積隆信大野勝巳
第2集 サンルームの二時間 憲法GHQ案の衝撃 5月26日 別役実 小沢栄太郎松本烝治)、高橋昌也近衛文麿)、中村伸郎幣原喜重郎)、松村達雄吉田茂)、竜崎勝白洲次郎)、ジェリー伊藤コートニー・ホイットニー)、文野朋子(松本せん)、佐々木孝丸野村淳治)、柳永二郎美濃部達吉)、高城淳一中谷武世)、浜田寅彦宮沢俊義
第3集 酒田紀行 農地改革の軌跡 6月23日 山田正弘 高橋幸治(本間祐介)、加藤嘉(本間元也)、下元勉(本間信吉)、ビル・ハンソン(マーク・ゲイン)、マーク・ゲイン(本人)、日野道夫(本間光次)、十朱久雄(酒井忠良)、山田五十鈴(本間静)
第4集 それは、晩餐から始まった 財閥解体への道 7月28日 田向正健 芦田伸介住井辰男)、中条静夫(松本季三志)、平田昭彦宮崎清)、内田朝雄古田俊之助)、浜村純団琢磨)、田中明夫佐々木四郎)、中山昭二(刀根文雄)、中村又五郎三井八郎右衛門高公)、河津清三郎岩崎小弥太)、
第5集 一歩退却二歩前進 二・一ゼネスト前夜 8月23日 鈴木肇 地井武男伊井弥四郎)、金井大徳田球一)、神田隆西尾末広)、松村達雄(吉田茂)、観世栄夫佐藤栄作)、鈴木瑞穂聴濤克巳)、飯沼慧(桂皐)、織本順吉(新聞社デスク)、大滝秀治チャーチルの声)
第6集 くにのあゆみ 戦後教育の幕あき 10月27日 森善吉 西田昭市大久保利謙)、勝部演之森末義彰)、林昭夫岡田章雄)、中井啓輔家永三郎)、富田浩太郎(小林直衛)、堀勝之祐(森本弥三八)、奥野匡(牛山惣一)、大塚周夫(馬場源六)、岩下浩(佐藤宗一)、内藤安彦(水出熊雄)、小沢弘二(矢島武)、佐々木孝丸安倍能成)、伊藤正博(橋本事務官)
第7集 退陣の朝 革新内閣の九ヶ月 11月24日 柳田邦男 千秋実片山哲)、宮口精二鈴木茂三郎)、神田隆(西尾末広)、松村達雄(吉田茂)、伊藤雄之助芦田均)、丹阿弥谷津子(片山菊枝)、田島義文(来栖赳夫)
第8集 審判の日 極東国際軍事裁判 12月22日 鈴木肇 小沢栄太郎(東條英機)、中村伸郎木戸幸一)、佐々木孝丸(清瀬一郎)、原保美松平康昌)、北城真記子東條カツ)、河野秋武廣田弘毅)、大森義夫平沼騏一郎)、田武謙三土肥原賢二)、鶴丸睦彦松井石根)、久松保夫橋本欣五郎)、ジョセフ・グレース(キーナン検事)、ジョージ・ファーネスウェッブ裁判長)、瀬良明荒木貞夫)、佐藤慶田中隆吉
第9集 老兵は死なず マッカーサー解任 1978年
1月26日
北村充史 ドナルド・ノード(ダグラス・マッカーサー)、ジェリー伊藤(ホイットニー)、松村達雄(吉田茂)
第10集 オペラハウスの日章旗 サンフランシスコ講和会議 2月23日 別役実 松村達雄(吉田茂)、観世栄夫(佐藤栄作)、久米明池田勇人)、中村伸郎(南原繁)、松本克平板倉卓造)、夏川大二郎(有田八郎)、嵯峨善兵津島寿一)、増田順二(下村定)、永井智雄笠信太郎)、村上冬樹小泉信三)、奥野匡(杉原荒太)、武内亨西村熊雄)、堀雄二榎本重治)、宮口精二(鈴木茂三郎

制作スタッフ

NHK「日本の戦後」プロジェクト
玉井勇夫(NHKスペシャル番組班)、大原誠(ドラマ番組班)、村井茂(報道番組班)、鈴木肇(NHKスペシャル番組班)、佐々木正則(番組総括センター)、和田光弘(教養番組班)、北村充史(ドラマ番組班)、小野康憲(NHKスペシャル番組班)、足立純一(演芸番組班)、藤田克彦(NHKスペシャル番組班)、井上定治(報道番組班)、玉造仁一(撮影部)、寺崎浩(カメラ取材部)
学者グループ
五百旗頭真佐藤功伊東光晴、船橋尚道、家永三郎大久保利謙岡田章雄武田清子袖井林二郎

関連項目

外部リンク


「日本の戦後」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「日本の戦後」の関連用語

1
サンフアニコ大橋 デジタル大辞泉
36% |||||

2
東松照明 デジタル大辞泉
36% |||||

3
クワイ川鉄橋 デジタル大辞泉
34% |||||

4
赤朽葉家の伝説 デジタル大辞泉
34% |||||







日本の戦後のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本の戦後のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日本の戦後 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS