日本の山小屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 10:18 UTC 版)
日本での初期の歴史 日本の現存最古の山小屋建築は登拝者向けの宿泊施設であった立山の室堂小屋である。宗教に関連しない日本最古の営業山小屋は、1907年(明治40年)に開業した白馬山荘である。それに続いて槍沢ロッジ、常念小屋、燕山荘、穂高岳山荘、槍ヶ岳山荘などが相次いで開業した。 個々の名称 避難小屋の場合は、基本的に「○○避難小屋」と名乗ることになっている。 日本最大規模の山小屋・白馬山荘と北アルプスの山々 飛騨山脈・乗鞍岳山頂直下北にある「肩ノ小屋」 福島県安達太良山・くろがね小屋 福小屋沢岳と爺ヶ岳の間にある種池山荘 夏山診療所 詳細は「夏山診療所」を参照 日本では、大規模な山小屋や主要な山小屋では、夏季に大学医学部などが運営する臨時の夏山診療所が併設されることがある。夏山診療所のある山小屋は、ほとんどが北アルプスに集中しており、それ以外は南アルプスの北岳や富士山や白山にあるが、数は少ない。立山・剱岳付近にも夏山診療所はあるが、山小屋には併設されていない。
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