日形天冠(幼少天皇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 17:22 UTC 版)
幼少天皇の冠は日形天冠と言い、別にあったとされるが、詳細は不明である。中御門天皇が1710年(宝永7年)に即位の儀で用いた冠が、「玉冠」という名で御物として伝えられている。形状は宝冠とほぼ同じで、天冠上部に鳳凰と日章の飾りが付く。古式の断絶で日形天冠の形状が不明となったため、宝冠に準じた冠が制作されたのかもしれない。
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