撮影後・現像前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 20:02 UTC 版)
フィルムは撮影後から現像するまで潜像退行と呼ばれる撮影の逆反応が起き、像が劣化していく。感度低下が主な症状だが、さらにカラーフィルムでは各感色層で一様に進むわけではないためカラーバランスの崩れの原因となりうる。撮影済みフィルムをなるべく早く現像することが推奨されるのはこのためである。現在販売されているフィルムなら少々の期間なら問題は起こらないものばかりだが、早めに現像するにこしたことはない。この反応は高温高湿であるほど早く進むため、撮影後しばらく現像できない時はなるべく低温低湿の場所で保管することが望ましい。詳しくは各フィルムの説明書を参照のこと。
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