惑星Zi
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惑星Zi(わくせいズィー)はゾイドシリーズに登場する架空の惑星。設定上は金属生命体ゾイドや固有の人間が生息し、独自の発展を遂げている[1]。
注釈
- ^ このうちDeはZiとの距離が18.2万kmしか無かったことや、距離間が日々短縮されていたことからやがて落下することが予測されていた[5]。ZAC2056年以降は幾つかの事象もあり、惑星Ziの衛星は2つとなっている
- ^ ZAC1700年時点で大陸西側に火族、砂族。中央山脈部に地底族、氷河地帯に神族、東側に海族、風族、鳥族が分布していた[12]。
- ^ アーケードゲーム『ゾイドインフィニティ』の舞台であり、8つのエリアがある[17]
- ^ バトルストーリー作中では比較的高齢な整備兵が「最初はエウロペの暑さに気が滅入った」と言及したのみで[20]、部族間戦争時代のように作戦行動そのものに支障を来した描写は見られなかった
- ^ 惑星Zi人の顔部に入れ墨が存在するデザインは、1999~2001年にかけて展開されていた『機獣新世紀ZOIDS』が初出となる。同作の作者である上山道郎は雑誌記事において、「体内にある金属分子が体表に浮かんだものであるが、同じ部族の印や地位を現わすものとして施すこともある」と説明している[35]。また、上山はコミックスの後書きにおいて、惑星Zi人と地球人の違いを表すために設定したものであると説明している[36]。
- ^ ゲーム「ZOIDS SAGAシリーズ」に登場するもので、パラレルワールドや時代の異なる他の世界を行き来するための舞台装置として用いられた。
- ^ 地球人は金属分が少ないものを加工して食料としている。水も金属分を取り除いてから飲料水として利用していた[7]。
- ^ 第二期シリーズ(1999年~)においてはこれとは別に「古代ゾイド文字」が存在しており、一部のゾイドキットに施されたものが見られたが[56]、対応表等は公表されていない。
- ^ 表記ゆれがみられ、「グローバリーIII」[57]、「グローバリーIII世号」とも記述される。
- ^ 乗員・航行目的には資料によって差異があり、乗員80名、乗客250名を乗せた後続の宇宙開発のための探査・調査船であり、惑星Zi以遠の恒星を目指していた[4]とするものと、乗員200名を乗せた移民船であったが、惑星Ziの発見後コンピュータの指示に従いさらに先の恒星系探査を行おうとしていた旨の記述[49]がみられる。
- ^ 後にゾイドコアを6つ積載し、地球へと帰還したとする資料もみられる[58]。
- ^ 第二次大陸間戦争時代においては「プテラス[65]」、「レイノス[66]」、「サラマンダー[67]」をはじめとして、複数の飛行ゾイド群が運用されている。
- ^ デスザウラーはオーガノイドシステムによって復活[68]、1機のみ生存しながらも大統領専用機として配備されたウルトラザウルス[69]、生き残った幼体のコアからクローニングし量産を進めたマッドサンダー[68]などは再び戦場に姿を現している。
- ^ 2000年1月号~5月号にかけて掲載。
出典
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- ^ 『RPZ-024 キングゴジュラス』トミー、1990年10月、商品パッケージ。
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- ^ 『ゾイド -ZOIDS-』第18話
- ^ 『ゾイド -ZOIDS-』第16話参照。
- ^ 『ゾイド -ZOIDS-』第34話参照。
- ^ 『ゾイド -ZOIDS-』第26話参照。
- ^ 月刊コロコロコミック1999年10月号 1999, p. 30-31.
- ^ ZOIDS BOOK2002 2002, p. 4-5.
- ^ 『FZ-001 ライガーゼロフェニックス』トミー、2004年9月30日、商品パッケージ。
- ^ 電撃ホビーマガジン2004年11月号 2004, p. 120-121.
- ^ ゾイドジェネシス テレビ東京系公式
- ^ concept art3 2012, p. 2.
- ^ アニメーション『ゾイドワイルドZERO』第2話参照。
- ^ アニメーション『ゾイドワイルドZERO』第33話参照
惑星Zi
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