建造と決定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/25 14:45 UTC 版)
「アル=ケ=スナンの王立製塩所」の記事における「建造と決定」の解説
クロード・ニコラ・ルドゥは1771年9月20日に、ルイ15世から、ロレーヌとフランシュ=コンテの製塩所の監視官 (Commissaire aux salines de Lorraine et de Franche-Comté) に任命された。1773年には、デュ・バリー夫人の後押しで王立建築アカデミー (l'Académie royale d'architecture) の会員にも推挙された。彼は既に徴税請負事務局の建築家だったこともあり、「王室建築家」 (Architecte du Roi) の称号を手に入れることができた。そうして、アル=ケ=スナンの製塩所の建築計画は、ルドゥに委ねられたのである。 彼は監視官としてフランス東部の様々な製塩所を検視していた。それを通じて、彼は能率的な工場を思い描いていたので、実はルイ15世から計画を委託されるよりも早く、最初の計画案を練っていたのである。その計画案は、他の製塩所、特にロン=ル=ソーニエやサラン=レ=バンのものに触発されていた。
※この「建造と決定」の解説は、「アル=ケ=スナンの王立製塩所」の解説の一部です。
「建造と決定」を含む「アル=ケ=スナンの王立製塩所」の記事については、「アル=ケ=スナンの王立製塩所」の概要を参照ください。
- 建造と決定のページへのリンク