こうりゅう‐じ〔クワウリユウ‐〕【広隆寺】
広隆寺
広隆寺
広隆寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/08 23:08 UTC 版)
広隆寺 (こうりゅうじ)は、京都市右京区太秦蜂岡町にある真言宗系単立の寺院。山号は蜂岡山。本尊は聖徳太子。蜂岡寺(はちおかでら)、秦公寺(はたのきみでら)[1]、太秦寺などの別称があり、地名を冠して太秦広隆寺とも呼ばれる[2]。渡来人系の氏族である秦氏の氏寺であり、平安京遷都以前から存在した京都最古の寺院である。国宝の弥勒菩薩半跏像を蔵することで知られ、聖徳太子信仰の寺でもある。毎年10月12日に行われる牛祭は京都三大奇祭として知られるが、現在は不定期開催となっている。
- 1 広隆寺とは
- 2 広隆寺の概要
広隆寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:52 UTC 版)
広隆寺は、『書紀』推古天皇11年(603年)条によれば太子の仏像を譲り受けた秦河勝が創建したと記されるが、実際は『広隆寺縁起』に記される、太子没後に追善する意味を込めて秦河勝が創建したとする由来が正しいと考えられる。創建当時は現在地の北東に位置する北野廃寺跡にあったが、平安京遷都と共に現在地に移転した。なお、太子から譲り受けたとされる仏像は、現存する弥勒菩薩半跏像とする説がある。
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