崔承喜
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崔 承喜(朝鮮語:최승희、チェ・スンヒ、さい・しょうき、1911年11月24日 - 没年不明)は、1930年代から日本で活躍した朝鮮半島出身の舞踊家で、石井漠などにモダンダンスの技術を学びながら朝鮮古典舞踊の近代化に大きく貢献した[1]。川端康成をはじめ多くの文人・知識人が彼女の舞いを絶賛、広告や映画などでも絶大な人気を博して、戦前期の日本で最も知られる舞踊家の一人となった[1]。
- ^ a b c d e f g h i 藤原智子監督『伝説の舞姫 崔承喜 金梅子が追う民族の心』(日本映画新社、2000)
- ^ a b c d e f g h i 李賢晙『「東洋」を踊る崔承喜』勉誠出版、2019
- ^ “한국역대인물 종합정보 시스템 - 한국학중앙연구원 [최준현(崔濬鉉) 인물 정보]”. people.aks.ac.kr. 2024年5月26日閲覧。
- ^ SAI SHOKI IS SEEN IN KOREAN DANCES; Young Oriental Artist Offers Her Second Program HereThe New York Times, Nov. 7, 1938
- ^ THE DANCE: HOLIDAY FESTIVAL SEASON; American Ballet Caravan, Martha Graham, Carmalita Maracci And Sai Shoki Unite for Series at the St. JamesThe New York Times, Dec. 17, 1939
- ^ 『東アジアにおけるトランスナショナルな文化の伝播・交流 メディアを中心に』延広真治、梁蘊嫻、石川隆男、佐藤卓己、山本陽史、李賢晙、廖秀娟、川瀬健一、横山詔一、林立萍、林淑璋、吳翠華、中澤一亮、王旭、勝倉仁、国立台湾大学出版中心、2016、p154
- ^ 霞関会 編『現代朝鮮人名辞典 1962年版』世界ジャーナル社、1962年8月1日、305頁。NDLJP:2973328/212。
- ^ 『朝鮮労働党略史』朝鮮労働党出版社、1979年、p600
- ^ 萩原遼『ソウルと平壌』大月書店、1989年、p145、ISBN 4-272-21054-8 c0031
- ^ “최승희”. 나무위키 (2024年6月10日). 2024年6月12日閲覧。
- ^ “최승희”. 나무위키 (2024年3月19日). 2024年5月12日閲覧。
- ^ “최승희”. 나무위키 (2024年3月19日). 2024年5月12日閲覧。
- ^ 북한 무용가 최승희 등 문화 예술인 숙청인물 22명 재평가(韓国語)(MBCニュースデスク、2003年2月10日)
- ^ 崔承喜の姪の証言によると1975年に下放先で肝臓ガンにより死去という。立教大学アジア研究所の研究報告
- ^ “親日人名辞典、安益泰・崔承喜らも親日派として収録”. 東亜日報. (2008年4月30日) 2009年11月9日閲覧。
- ^ [1](朝鮮日報日本語版) 【コラム】北朝鮮の体制保証と「韓国並みの繁栄」は同時に可能なのか
- ^ “半島の舞姫”. www.jmdb.ne.jp. 2024年3月10日閲覧。
- ^ “大金剛山の譜 | 映画”. 日活. 2024年3月10日閲覧。
- ^ “伝説の舞姫 崔承喜 金梅子が追う民族の心”. www.jmdb.ne.jp. 2024年3月10日閲覧。
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