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室原重福

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/11 14:13 UTC 版)

室原重福

室原 重福(むろはら じゅうふく、1855年1月3日(安政元年11月15日[1][2])- 1934年昭和9年)2月7日[1][3])は、明治期の日本の教員翻訳家政治家衆議院議員

経歴

陸奥国宇多郡中村[1]福島県[3]相馬郡中村町[4]を経て現相馬市)で生まれる。尺振八の塾(共立学舎)に入り英書を学び、同塾教師となる[1]同人社に転じ英学教員に就任[1][2][3][4]。27歳で外務省翻訳局御用掛に転じ[2][3]、条約改正事務を担った[1]。1887年(明治20年)長崎県尋常中学校長に転出した[1][2][3][4]

1890年(明治23年)9月、立憲自由党に入党し[1]、1897年(明治30年)河野広中の福島県下自由党の分党活動に反対し[1][2]、目黒重真県会議長らと県下自由党組織の維持に貢献した[1]。1902年(明治35年)8月、第7回衆議院議員総選挙(福島県郡部、立憲政友会)で初当選し[2][5]、1903年(明治36年)3月の第8回総選挙でも再選され[5]、衆議院議員に連続2期在任した[3][4]

その他、翻訳、著作業に従事した[3]

国政選挙歴

訳書

親族

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 『福島県史 第22巻』487-488頁。
  2. ^ a b c d e f 『人事興信録 初版』619頁。
  3. ^ a b c d e f g 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』643頁。
  4. ^ a b c d 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』450頁。
  5. ^ a b c d 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』21頁。
  6. ^ a b 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』37頁。
  7. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』95頁。
  8. ^ 「田崎慎治」『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年、タ9頁。

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 初版』人事興信所、1903年。
  • 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
  • 『福島県史 第22巻 (各論編 8 人物)』福島県、1972年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。



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