こうきょう〔カウキヤウ〕【孝経】
こうきょう 【孝経】
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孝経
孝経
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『孝経』(こうきょう)は、中国の経書のひとつ。曽子の門人が孔子の言動をしるしたという。十三経のひとつ。
- ^ 栗原(1986) pp.2-6
- ^ 『漢書』芸文志、『孔子家語』七十二弟子解、『経典釈文』序など
- ^ 『史記』仲尼弟子列伝「曽参(中略)作『孝経』。」
- ^ 武内「曽子考」(『全集』p.450)
- ^ 「孝経の研究」(『全集』pp.87-88)
- ^ 『漢書』宣帝紀
- ^ 『漢書』平帝紀「(元始三年夏)郷曰庠、聚曰序。序庠置孝経師一人。」
- ^ 加地(2007) p.198
- ^ 加地(2007) pp.198-204
- ^ 『漢書』芸文志「武帝末、魯共王壊孔子宅、欲以広其宮、而得古文尚書及礼記・論語・孝経凡数十篇、皆古字也。」
- ^ 『説文解字』の許沖による上表文
- ^ 『南斉書』陸澄伝
- ^ 加地(2007) pp.386
- ^ 佐野大介「『古文孝経孔氏伝』偽作説について」『待兼山論叢. 哲学篇』第34巻、大阪大学大学院文学研究科、2000年12月、29-41頁、ISSN 0387-4818、NAID 120004840811。
- ^ 吉川忠夫「元行沖とその『釈疑』をめぐって」『東洋史研究』第47巻第3号、1988年、430-433頁、doi:10.14989/154261、ISSN 03869059、NAID 40002660031。
- ^ 武内「孝経の研究」(『全集』pp.122-125)
- ^ 東野治之「美努岡万墓誌の述作--「古文孝経」と「論語」の利用をめぐって」『万葉』第99号、万葉学会、1978年12月、59-70頁、doi:10.11501/3095993、ISSN 03873188、NAID 40003565834、NDLJP:3095993。
- ^ 石川泰成「日本出土木簡・漆紙文書を用いた『論語』『古文孝経孔氏伝』の隋唐テキストの復原」『九州産業大学国際文化学部紀要』第56号、九州産業大学国際文化学会、2013年12月、87-115頁、ISSN 1340-9425、NAID 120005397789。
- ^ 『玉海』 巻154・朝貢・献方物 。
- ^ 『文献通考』 巻324・四夷考一 。"其国多中国典籍。奝然之来、復得『孝経』一巻・越王『孝経新義』第十五一巻、皆金縷紅羅縹、水晶為軸。『孝経』即鄭氏注者。越王乃唐太宗子越王貞。『新義』者、記室参軍任希古等撰也。"。
- ^ 『古文孝経』国立国会図書館貴重書展 。
- ^ 栗原(1986) pp.12-14
- ^ 『四庫全書総目提要』 巻32 。"其伝文雖証以『論衡』『経典釈文』『唐会要』所引、亦頗相合、然浅陋冗漫、不類漢儒釈経之体、並不類唐宋元以前人語。殆市舶流通、頗得中国書籍、有桀黠知文義者、摭諸書所引孔伝、影附為之、以自誇図籍之富歟。"。
- ^ 阮元『十三経注疏校勘記』 巻89・孝経注疏校勘記序 。"孔注今不伝。近出於日本国者、誕妄不可拠。"。
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