てんり‐し【天理市】
読み方:てんりし
⇒天理
天理市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/09 04:11 UTC 版)
天理市(てんりし)は、奈良県北中部に位置する市。中心部に天理教関連の施設が集中していることなどから、宗教都市として知られている[2]。名称は天理教に由来する。
注釈
- ^ 地方自治体名としては、過去に金光教本部の所在地である金光町が岡山県浅口郡に存在したが、現在は浅口市に合併された。私的団体に由来する市名としても、他に現存するのは愛知県豊田市(トヨタ自動車に由来。旧挙母市)のみである。過去の例としては、平成の大合併で郡上市となった旧明宝村の例がある(元は明方村であったが、村おこしの明宝ハムの商品名に合わせ、明宝村に村名を変更していた)。日野自動車(トヨタ自動車系)がある日野市(設立時は日野町)や日立製作所の所在する日立市(設立当時は日立村)は、企業が地名を社名に取り入れたものである。
- ^ 「今に、ここら辺り一面に、家が建て詰むのやで。奈良、初瀬七里の間は家が建て続き、一里四方は宿屋で詰まる程に。屋敷の中は、八町四方と成るのやで。」
- ^ 「神のやかたであるところの元のぢば、その元のぢばを取り囲む子供の住居たるおやさとやかたをめぐらしまして、ここに親も子も共々に、神も人も共々に一つ心になって、陽気ぐらしの実を、否、世界の平和の雛型を進めて行き度い」
出典
- ^ 天理市役所の位置に関する条例
- ^ 島田裕巳『聖地にはこんなに秘密がある』講談社、2011年6月、98頁。ISBN 978-4-06-216475-7。
- ^ 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日、165頁。ISBN 4095263113。
- ^ a b c d e f g h i 石村 1995, pp. 380–381.
- ^ a b c d 石村 1995, pp. 380–382.
- ^ 奈良地裁昭和51年(行ウ)第2号市名変更請求事件、1976年(昭和51年)9月27日判決(天理市民でない者が,天理市がその市名に特定宗教団体の名称を借用していることは憲法20条に反しているとして,天理市の市名を山の辺市に変更することを求めたところ,「原告には権利保護要件(訴権),当事者適格及び義務づけ訴訟提起の法律上の利益がない」などとする被告の翻案前答弁を引用し,同訴えを不適法却下した事案。)。「A市という市名をB市に変更せよとの訴えが不適法として却下された事例」『判例時報』(第836号pp. 47–48、1977年2月11日)参照。
- ^ a b 森進 (2009-10). “「おぢば帰りの行為と意味」(中) - 「ぢば」,「やしき(屋敷)」,「親里」の呼称と意味;「おぢば帰り」,「お屋敷帰り」,「おやざとまいり(親ザト参リ)」の呼称と意味 -” (pdf). Tenri University journal (天理大学学術研究委員会) 61 (1): "pages = 27-28". NAID 40016894897 2015年8月23日閲覧。.
- ^ 天理教公式サイト「おやさとやかた」
- ^ 奈良地方裁判所 平成4年(行ウ)5号 判決 - 大判例
- ^ “選挙の種類と任期”. 天理市. 2019年5月6日閲覧。
- ^ 奈良県 任期満了日一覧
- ^ “展示施設のご案内”. シャープ. 2013年6月12日閲覧。
- ^ 市外局番一覧(06・07:近畿・北陸地方)
「天理市」の例文・使い方・用例・文例
- 天理市という市
固有名詞の分類
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