増六度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 06:12 UTC 版)
増六度は、典型的には下方変位したⅵ度音♭(ハ長調であれば変イ)と上方変位したⅳ度音♯(ハ長調であれば嬰ヘ)の2音の間隔のことをいう。下方変位したⅵ度音♭はドッペルドミナントの下方変位した第5音、上方変位したⅳ度音♯はドッペルドミナントの第3音であり、標準的な声部連結では、この後に属和音または属七の和音が直接的または間接的に続き、両方の音がⅴ度音(属音、ハ長調であればト)に解決される。であるから当然に短七度(♭と♭の間隔)と異名同音では表記されず、増六度と表記される。 Play[ヘルプ/ファイル]
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