国際郵便為替
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 03:50 UTC 版)
公社は、郵便為替法、郵便為替に関する条約、国際郵便為替規則(郵政省令・総務省令)に基づいて、国際郵便為替(IRCまたはInternational Postal Money Order)を「国際送金取扱郵便局」にて取り扱った。「国際送金取扱郵便局」で受付をした請求は、原則、東京貯金事務センターで処理が行われ、国際送金が行われた。 国際郵便為替には、相手の所在地に国際郵便為替証書を送る「通常為替(住所あて送金)」と相手の郵便振替口座・銀行口座へ払込み(送金)をする「払込為替(口座あて送金)」の2種類が存在した。 料金(国際送金手数料)は通常為替・払込為替共に2500円であるが、米国へ通常為替を送る場合のみ、請求をした国際送金取扱郵便局においてその場で発行される(通常為替「証書交付」扱い)ため、料金は2000円であった(米国以外への通常為替は、全て東京貯金事務センターにおいて発行処理をするため、「証書交付」扱いはできない)。
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