同時通訳とは? わかりやすく解説

どうじ‐つうやく【同時通訳】

読み方:どうじつうやく

[名](スル)話者の話の進行並行して、ほとんど同時に通訳すること。「大統領声明を—する」→逐次通訳


通訳

(同時通訳 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/31 09:36 UTC 版)

通訳(つうやく、: interpreting または : interpretation)とは、書記言語ではない二つ以上の異なる言語を使うことが出来る人が、ある言語から異なる言語へと変換することである。つまり一般的には、異なる言語を話す人たちの間に入り、双方の言語を相手方の言語へと変換し伝えることである。




「通訳」の続きの解説一覧

同時通訳 (simultaneous interpreting)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 22:59 UTC 版)

通訳」の記事における「同時通訳 (simultaneous interpreting)」の解説

同時通訳は、話者の話を聞くとほぼ同時に訳出を行う形態であり、通訳中でもいわゆる花形的形式である。異言語を即座に訳す能力が必要とされるほか、相手発言内容ある程度予測する必要もある。通例通訳者は、ブース呼ばれる会場一角設置され小部屋入りその中で作業を行う事になる。通訳者音声ブース内のマイク通して聴衆イヤフォン届けられる。同時通訳作業は非常に重い負荷通訳者要求するため、2人ないしは3人が同時にブース入り15分程度間隔交代する。頭を非常に使うため、休憩時はチョコレートのような糖分の高いものを即座に口に入れるという。時にはブース内の控え通訳者が、単語の提供など訳出協力もする。多言語通訳が行われる国際会議で特に多用されるが、多言語地域であるヨーロッパで通訳需要のほとんどが同時通訳である。原則的に国際会議の場では、訳出し後の言語アウトプット言語)は通訳者母語であることが求められているが、日本人通訳者のみ例外的に他言語へのアウトプット行い、それが認められている。日本語×他言語ハイレベルな通訳者世界的に不足しているためである。

※この「同時通訳 (simultaneous interpreting)」の解説は、「通訳」の解説の一部です。
「同時通訳 (simultaneous interpreting)」を含む「通訳」の記事については、「通訳」の概要を参照ください。

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