かのう‐さくじろう〔‐サクジラウ〕【加能作次郎】
加能作次郎
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加能 作次郎(かのう さくじろう、1885年〈明治18年〉1月10日 - 1941年〈昭和16年〉8月5日)は、日本の小説家、評論家、翻訳家。石川県羽咋郡西海村風戸(現・志賀町西海風戸〈さいかい ふと〉)[1]出身。苦難の少年期を過ごし、早大在学中に「厄年」で登場。「世の中へ」で地位を確立し、自然主義の流れをくむ人情味豊かな私小説に独自の境地を拓いたが、昭和に入り低迷した。
- ^ a b c d e f g h “作次郎ふるさと記念館”. (公式ウェブサイト). 志賀町. 2012年11月24日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 広津和郎 『美しき作家』1941年8月(『現代日本文學全集』34、筑摩書房、1955年〈昭和30年〉9月5日、373-375頁)。なお、掲載に当たって旧字・旧仮名を新字・新仮名に変更。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 『現代日本文學全集』34 筑摩書房、1955年
- ^ 典拠の原文には「父浅次郎病気のため帰郷」とあり、浅次郎と作次郎のどちらが帰郷したのか判読できない。
- ^ “宝達志水町立樋川小学校”. (公式ウェブサイト). 宝達志水町立樋川小学校. 2012年11月25日閲覧。
- ^ a b 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)97頁
- ^ a b c “加能作次郎文学碑”. (公式ウェブサイト). 志賀町観光協会. 2012年11月25日閲覧。
- ^ “広報しか” (PDF). (公式ウェブサイト). 志賀町. p. 13頁. 2012年11月25日閲覧。
- 1 加能作次郎とは
- 2 加能作次郎の概要
- 3 人物
- 4 翻訳
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