再開発事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 02:22 UTC 版)
駅北口は再開発事業が行われ、2005年(平成17年)3月24日には北口の駅前ロータリーが閉鎖され、東側に仮設の駅前広場とロータリーが移転した。 北口旧広場には地下4階地上20階の再開発ビル「ラクアル・オダサガ」が建設され、2007年(平成19年)12月2日に開業した。地下2階から地下3階は市営自動車駐車場、地下1階はオダサカ自転車駐車場、1階から3階までは商業施設、4階は相模原市の文化施設が入居し、5階以上は集合住宅となっている。再開発前は駅前広場が狭く、歩行者や自転車・自動車などで常に混雑していたが、再開発によりビル建設とともに駅前広場が整備された。 続いて行幸道路の北側に、地下1階地上29階の再開発ビル「ペアナードオダサガ」が建設され、2013年(平成25年)10月10日に開業した。1階・2階は商業モール、3階はクリニックモール、4階以上は集合住宅となっている。また県道横断デッキも建設され、2階部分で小田急相模原駅やラクアル・オダサガと接続し、歩行者は県道町田厚木線(行幸道路)を横断することなく両施設を行き来できるようになった。 この県道横断デッキには、両再開発ビルの管理組合が市と契約を結んで2018年3月にネーミングライツを導入し「ラクアル/ペアナードオダサガ歩道橋」という愛称が付けられた。歩道橋に愛称が付されるのは相模原市内で初となる。 相模原市によれば、これらの再開発事業については当初の目標は概ね実現されたと評価しており、駅周辺の利便性は向上している。 さらに駅北口の行幸道路東側(座間市域)では、小田急相模原駅前西地区第一種市街地再開発事業が進められ、2019年1月に再開発ビル「リビオタワー小田急相模原」が完成した。なお「リビオタワー小田急相模原」の建設段階から、「リビオタワー小田急相模原」の2階と「ペアナードオダサガ」の2階との間にも県道を横断するデッキを建設する計画があるが、「リビオタワー小田急相模原」が座間市側、「ペアナードオダサガ」が相模原市側にあることから、両市の間で調整を図ることとされている。 また2019年現在、駅周辺地域で「麻溝台・新磯野地区整備推進事業」が行われている。
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