六田登とは? わかりやすく解説

六田登

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/26 00:56 UTC 版)

ろくだ のぼる
六田 登
生誕 (1952-07-23) 1952年7月23日(72歳)
日本大阪府八尾市
活動期間 1978年 -
ジャンル 少年漫画
青年漫画
代表作ダッシュ勝平
F―エフ―
『ICHIGO 二都物語』
『歌麿』
受賞 第1回小学館新人コミック大賞佳作
(『最終テスト』)
第36回小学館漫画賞
(『F―エフ―』)
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六田 登(ろくだ のぼる、1952年〈昭和27年〉7月23日[1] - )は、日本男性漫画家、同人作家、京都精華大学特任教授[2]大阪府八尾市出身[1]

来歴

高校時代はアストロ作画会や作画グループで同人活動を行っていた。

1971年、19歳で漫画家を目指し、ヒッチハイクで上京[3]。初めはルポイラストや単行本の企画・構成をする。その後、ろくだのぼ〜る名義で、御厨さと美と共に『小学六年生』(小学館)の読者ページ『ハロー6ワイドショー』にて活躍。

1978年、『最終テスト』が第1回小学館新人コミック大賞佳作となり、漫画家としてデビューした。その後は『週刊少年サンデー』などで『ダッシュ勝平[4]や『その名もあがろう』などの少年向けギャグ漫画を発表。

1985年にはサスペンスものの『風炎』を『ビッグコミックスピリッツ』に発表し、これ以降は青年誌に活動の場を移して本格ストーリー漫画を描くようになった。

代表作は、『ダッシュ勝平』、『F―エフ―』、『ICHIGO 二都物語』、『歌麿』など。40年のキャリアを持つベテラン漫画家であるが、現在も精力的に活動を行っている。作品は、これでもかこれでもかと不幸に見舞われ、追い詰められていく主人公の必死の心を描くことを主眼とするものが多い。なお、漫画以外に絵本も執筆したことがある。

1991年に『F―エフ―』で第36回小学館漫画賞を受賞。

略歴

  • 1952年(昭和27年) - 大阪府八尾市に生まれる。
  • 1978年(昭和53年) - 『最終テスト』によりデビュー。
  • 1979年(昭和54年) - 『ダッシュ勝平』の連載を開始。
  • 1981年(昭和56年) - 『ダッシュ勝平』がアニメ化。製作はタツノコプロフジテレビ系で放送。
  • 1985年(昭和60年) - 『F』の連載を開始。
  • 1988年(昭和63年) - 『F』がアニメ化。製作はキティフィルム、フジテレビ系で放送。
  • 1991年(平成3年) - 第36回小学館漫画賞を受賞(『F』)。
  • 2002年(平成14年)- 『F REGENERATION 瑠璃』の連載を開始。
  • 2009年(平成21年) - 『F FINAL』の連載を開始。

作品リスト

絵本

  • 北見からの手紙(1996年、おひさまのほん(小学館)。ISBN 4-09-727405-8
  • パパイヤネドコデネンネ(1996年、おひさまのほん。ISBN 4-09-727431-7

小説

アシスタント

脚注

  1. ^ a b KINO Vol.7 | 六田登 21世紀のマンガ・ロングインタビュー[リンク切れ]
  2. ^ 京都精華大マンガ学部長に竹宮惠子さん[リンク切れ]」『YOMIURI ONLINE[リンク切れ]
  3. ^ 六田先生の活動紹介[リンク切れ]」『CLIMBER'S STUDIO
  4. ^ 雑誌掲載作品:週刊少年サンデー ダッシュ勝平(六田登)”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2018年2月25日閲覧。
  5. ^ 小学六年生. 36(1)”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2021年10月31日閲覧。
  6. ^ 小学六年生. 37(12)”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2021年10月31日閲覧。
  7. ^ アートスペース24参加アーティスト紹介[リンク切れ]
  8. ^ Inc, Natasha. “「クダンノゴトシ」渡辺潤×「ちこたん、こわれる」今井ユウ対談 - コミックナタリー 特集・インタビュー”. コミックナタリー. 2023年3月10日閲覧。
  9. ^ ゼンマイ駆動 走れプガチョフ

外部リンク


六田登

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 04:07 UTC 版)

和田洋人」の記事における「六田登」の解説

漫画家和田恩師。「漫画をやめる・やめないではなく全力でやり切れ」と和田教える。

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