入谷朝顔まつり
入谷朝顔市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 11:38 UTC 版)
詳細は「入谷朝顔まつり」を参照 当寺院の名物である朝顔市で有名になったのは明治時代に入ってからで、江戸後期頃から当地で盛んだった朝顔栽培を人々に見せるために、当寺院の敷地内で栽培農家が披露したことがその起源である。明治時代を中心に、入谷界隈で朝顔作りが盛んになり数十件が軒を連ねたという。当地の朝顔は全国でも指折りの出来であったといい、朝顔のシーズンになると、入谷界隈には朝顔を見物しに、多くの人でごったがえしたという(無論、植物園などと違い、商品として栽培しているのでそのまま商売となった)。その後、宅地化の流れにより入谷界隈での栽培が難しくなり、1913年(大正2年)になって最後の栽培農家が廃業して、朝顔市は廃れてしまったが、戦後1948年(昭和23年)に、地元の有志と台東区の援助の元、再び入谷で朝顔市が復活することになり、現在では例年、七夕の前後3日間(7月6日、7日、8日)に当寺院と付近の商店街で開催され、下町の夏の風物詩としてすっかり定着している。
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