元末の記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/24 06:48 UTC 版)
『高麗史』には1364年(元正24年/恭愍王13年)正月条や1369年(洪武2年/恭愍王18年)11月条、1370年(洪武3年/恭愍王19年)正月条のように、元末に再び東寧府が設置された記録が残されている。ただし中国側の史料には1290年以降の東寧府の使用例はなく、元末になり『高麗史』に突然登場するものである。 これに対しては1290年に東寧府は廃止とされず遼寧地区に移転したとする説と、1290年に廃止されたが元末の混乱期に再設置されたという説が示されている。
※この「元末の記録」の解説は、「東寧府」の解説の一部です。
「元末の記録」を含む「東寧府」の記事については、「東寧府」の概要を参照ください。
- 元末の記録のページへのリンク