傷害とは? わかりやすく解説

しょう‐がい〔シヤウ‐〕【傷害】

読み方:しょうがい

[名](スル)傷つけること。けがをさせること。「—を負わせる」「—事件」→致傷

無辜(むこ)の外人を—する者あらば」〈東海散士佳人之奇遇


傷害

死亡障害(426-2)は疾病(420-2)、傷害 1中毒 2結果起こるものである。傷害は事故 3暴力 4原因である。暴力よるものの中では、自殺 5自殺未遂 5殺人 6戦争による死亡と傷害 7区別するのが普通である。


傷害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 06:51 UTC 版)

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傷害(しょうがい)とは、人の身体や物品を傷つけ、損なう事。刑法により、相手に傷害を負わせると傷害罪、過失により傷害を負わせると過失傷害罪が成立する。また、動物に傷害を負わせると器物損壊罪が成立する。

傷害の意義

傷害罪における傷害

人の生理的機能に障害を与えることまたは健康状態を不良にすることと解する「生理的機能障害説」と、人の身体の完全性を害することと解する「完全性侵害説」が対立している。判例は生理的機能障害説の立場をとっている(最判明治45年6月20日刑録18輯896頁)が、完全性侵害説を採用する下級審判決(東京地判昭和38年3月23日等)もある。

動物傷害罪における傷害

刑法上「傷害」とは、主に人の身体に対する傷害を意味するが、器物損壊罪における「傷害」とは動物に対する傷害をいう(動物傷害罪)。動物に対する傷害は、器物損壊罪にいう「損壊」概念と同様、効用を失わせる一切の行為をいい(効用侵害説)、動物を逃がす行為も「傷害」に該当する。

関連項目


傷害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 05:11 UTC 版)

富士見産婦人科病院事件」の記事における「傷害」の解説

浦和地検健全な臓器摘出した事件傷害罪での立件視野捜査をしていたが、不起訴とした。不起訴理由としては、検察庁は「手術目的の相当性に疑いが残る」ことを認めたものの、「病院という特殊な場での立件は困難」であった記者会見説明した。 なお、傷害罪不起訴確定後の別の訴訟で、このときの県警依頼鑑定結果明らかになった。1983年10月院長朝日新聞社に対して名誉毀損訴訟起こし、その過程で、傷害罪での鑑定結果次々と明らかになったのであるこのうち埼玉県警察本部押収した臓器40体を鑑定した東京都監察医務院副院長防衛医科大学校教授法医学)は鑑定内容一覧表を裁判所提出し、「四〇体のうち三九の子宮は富士見病院子宮筋腫診断されていたが、実際に筋腫があったのは九体のみ。その九体のうち手術が必要と思えるのは一体だけだったが、それも筋腫だけを取ればよく、子宮と両卵巣摘出する要はなかった。四〇体のうち卵巣のう腫があったのは二例。二例のうち一例片側正常だった」と述べたまた、臓器診療録摘出臓器写真卵管影写真・超音波断層写真鑑定依頼をうけた慶應病院産婦人科助教授証言を行うなどしたものの、この時点では、すでに、傷害罪公訴時効成立していた。この事実認定は「学会発表備え為の子宮摘出手術全例臓器保存手術症例ビデオ撮影記録決め手となった。なお、「利用目的なくして手術行った証拠からは断定できない」、「病変が全く無くそのこと医師承知しながら手術した、とは証拠断定できない」、「医師から病変知らされ上で患者手術同意した」として不起訴処分としたとする見解神津康雄から提起されているが、これは、上記名誉毀損訴訟以前文章転載するかたちで意見述べた記載である。

※この「傷害」の解説は、「富士見産婦人科病院事件」の解説の一部です。
「傷害」を含む「富士見産婦人科病院事件」の記事については、「富士見産婦人科病院事件」の概要を参照ください。

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傷害

出典:『Wiktionary』 (2021/08/26 21:30 UTC 版)

名詞

しょうがい

  1. 人を傷付けること。

発音(?)

しょ↗ーがい

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
傷害-する

「傷害」の例文・使い方・用例・文例

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